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フリーターの生活 転職

【しらす日誌6】有名大学卒からフリーターに転落して思うこと

投稿日:2017年12月4日 更新日:

 
そういえば「フリーターになった経緯」とかを書いてなかったのでここにまとめておく。
 
 
実は自分は有名私立中学に入学し、高校も地区では上位の学校にエスカレーターで入学でき、そして大学もMARCH級の学校に入って卒業したので「平均よりちょい上」の学歴を持っている。

そういった過去なので「就職できるチャンス」めいたものはいくらでもあったのに、今までフリーター生活を続けているわけだ。

28という年齢になったので「〇〇が結婚したー」だとか「◇◇が今こんな仕事してるー」といった昔の友達の近況を聞くことがある。
その度に自分の現状と照らし合わせた時にだんだんコンプレックスを感じるようになってきているわけだが、改めて振り返っても「堕ちぶれたなぁ」と思っている。

ま、自分の人生だし、そうなっちゃったのは仕方ないわけだから「そんな自分が嫌いだ」とは一切思わないんだけどね。

就職活動中に出会った「コンサルタント?な人」

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話は大学3年の就活(転職じゃなくて新卒ね)時代にさかのぼる。
とあるサークルでのつながりで、やたら稼いでいる大学生に出会った。

彼は大学4年生で自分の1つ年上。羽振りが良く、なにかと自信家だった。

当時自分は彼がどんなバイトをしていたのかは分からないので話を聞くと
「俺はバイトなんて時間労働はしない」と答え「アフィリエイター」で「投資家」で「コンサルタント」だと言った。
年収は大学生なのに1000万。先月は調子が良かったから月収100万円を達成したと誇らしげに語っていた。

マインドセットやらハイパーインフレやら、当時の自分にはよく分からないカタカナ語を大量に駆使していて、何を言ってるのか半分も分からなかったが、収入のデカさに「スゲェ」とは感じていた。

で、そんな彼は俺に


「俺と一緒に、ビジネスしないか?」
「一緒にビジネスすれば会社なんて就職しなくていい」
 

と言ってきたわけだ。

もうここで勘の鋭い人なら分かっただろう。俺はそこから搾取されることになったのだ。

そこからしばらく、そのコンサルタントに毎月コンサル費を支払って「ビジネスとは?」と言うありがたいお話を聞くことになった。

今思えば全く訳のわからないことなのだが、その男から授業料を払い「ビジネスとは?」という内容を教えて貰っているだけで具体的なビジネスパートナーとしては何一つ提示されなかったのだ。
「しらす」の名前のように、大きな魚に食われ続ける生活に貴重な大学の残り2年間を費やしてしまった訳だ。

それを機に就職活動を辞め、どれだけ有能な大人でも手にすることができない貴重な「新卒ブランド」を自ら手放すことになる。

そしてコンサルタントの言う「ビジネス」は新たな段階に進むことになる。

「稼げない稼げる商材」との出会い。フリーター生活が始まっても搾取される数年間

語弊が生じないようにここで予め伝えておくが、
自分は「アフィリエイト」と言うビジネス自体は、非常に理にかなっているビジネスモデルだと思っている。

記事を書く人が「これは良い!」と思ったものをネットで紹介し、それによって他の閲覧者にも購入してもらえることでメーカーとしても利益になるし、情報を発信した人も利益になる。
そして実際に購入した人も満足のできる商品ならば「三方良し」になるはずだからだ。

しかしそれは全て「商品が本当に良いこと」が最低条件にある。
商品の質が劣悪なものであればビジネスの形として破綻してしまうからだ。
 
 
話は戻り大学を卒業したものの職のない俺は、そのコンサルタントを「先生」と呼んでいた。
そしてお金がなくて困っていることを相談した。

すると「これを買えば稼げるよ。これを買ったら月収10万円ぐらい増えたよ。」と教えてくれた教材があったので、すぐに興味を持った。
 
 
「それ、自分も購入してみたいです。ネットで何て検索すれば出てきますか?」
 
と質問すると、
 
「ああちょっと待って。俺が今からメールで送るURLをクリックしてから買って。」

と言われたので、その通りにした。

「なぜかネット上の商材を買うときだけ親切にメールで送ってくれるよなぁ」と思っていた訳だが、なんてことはない。そこからのアフィリエイト報酬が欲しかっただけなのだと気付いたのは、それから数年後である。
 
 
そこからコンサルタントに指示されたことを行い、色々と個人ビジネスに挑戦してみた。
 
ヤフオクが稼げるという話を聞いたら色々仕入れてみたり、ブログで稼げるって話を聞いたからポエムみたいなブログを書いてみたり、Facebookが稼げるって話を聞いたら友達増やしに励んだり、、、

「自分で仕事を持つ」「好きなことで生きていく」
という気持ちを忘れず色々と挑戦してみたが結局どれも損失ばかりかさんだ。

実際に「情報商材」と呼ばれるものをいくつか購入したが「その商材を買ってもそれは今のルールでは使えない」といったものも多かった。
 
 
お金をドブに捨てたような経験が続いて貯金が尽きたり
「そもそもそのコンサルタントはその商材を自分で買わずに適当に紹介していた」ということが発覚してコンサルタントに幻滅したこともあり、結局そのコンサルタントの月額払いを解約することにした。

長年付き合っていた彼女からは「やっと目が覚めたか」と呆れられたものの毎月数万円というコンサルタントを払う呪縛からは解放された。
 
 
だが、もうその時には「新卒」というブランドはない。ただのフリーターである。
大学1年の頃からコツコツ貯めた貯金も底をつき、フリーターになったしらすはこんなことを思った。


「就活……しとけばよかったなぁ。。。」

 
 
親が一生懸命出してくれた大学までの授業料をなんてことに使ってしまったんだろうと本気で思った。
目の前の甘い噂に惑わされて、一生を棒に振ったとさえ思った。
 
 
「会社に搾取されない自由な人生」に憧れていて会社員として働くことを蔑視してたのに、気づけばエセコンサルタントに搾取されていて、挙げ句の果てにフリーターに成り下がった現状は、もはや笑い話にもならねえやと自分で呆れかえっていた。
 
 

フリーターになって初めて「人生の難易度を自分で上げていた」ことに気づく

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それから実家に帰る機会があったので、夢破れてフリーター生活をしていることを伝えた。

父親は「ダメだったらその時考えればいい。今できることを全力でやれ」
母親は「まぁ今気づいて良かったんじゃないの? めげずに頑張りなさいよ」

というような言葉を俺に伝えた。
物凄く怒られるのかと思ったのでポカンとしたが、こんな今の俺を励ましてくれたのは嬉しかった。

ただ、1つだけ後悔しているのが
「今までの授業料を全部払ってもらったのに、親に相談せずに自分勝手に就活も放棄しちゃって、本当にごめん」
という気持ちが恥ずかしくて伝えられなかった
ことだ。
 
 
改めて思うと両親は俺を中学受験からさせて高校→大学と、かなり盤石なレールを敷いてくれていたと思う。
本来だったらかなり成功確率が高いイージーモードな人生だったはずなのに、それを脱線させてハードモードにしてるのは他ならぬ自分自身だということにここで今更気づいた。

そこまでレールを敷いてくれた恩を一切返すことが出来ていないことだけが、今1番心残りに思っていることで、悔しいと思っている。この恩を返すまではマジで死んでも死にきれん。

このサイトは仮想通貨のことが多いけど、それ以前にしらす自身の人生記でもあるから、そういった内容がベースにあるんだって思って読んでもらえるとありがたい。
このブログの内容がどんどん前に進んでいくか、面白くなるかどうかは俺の今後の人生にかかっている。

あとがき

自分で言うのもなんだが、改めて振り返って見ても何もかもうまくいってないな。笑

でも最初に書いたように、こんな現状に立ち会っても全く悲観的に思っていなくて、むしろ「そんな自分が嫌いだ」って思えていない『自分の性格そのもの』に感謝している部分すらある。きっと自分がもっと後ろ向きな性格だったら生きるのが辛いと感じているかもしれないし、鬱になっているかもしれない。
 
 
俺が今持ってるのは
「稼げない稼げる商材」から学んだブログ運営と、
それに関わるライティング技術だけ。

 
 
こんなクソみたいな局面でも「俺はまだやれる、もっとやれることはある」と本気で思えてる性格で生まれてこれたことに感謝してるし、この芯が折れないうちは色々と足掻いてみようと思う。

ご覧頂きありがとうございましたm(_ _)m

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しらす

アラサーのフリーターで現在転職活動中。非正規雇用で資産を築くには少額でも投資を続けていくことが大事と考え仮想通貨の投資を始める。
ライターとして活動していた経験から「ブログ×仮想通貨×仕事」を中心としたテーマで小魚(社会的弱者)の生存戦略を綴っていく。

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